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(1)は気候変動という死活的テーマを従来の国際関係論が適切に論じられない現状を批判し、環境地政学という新たな学問潮流を紹介する。経済成長至上主義、資源の収奪、植民地支配、自然の支配、男性中心の社会といった近代世界の諸相こそが問題の同根だ、と著者はラデ ...
柄谷行人さん(84)は、戦後長きにわたって国内外の批評・思想に大きな影響を与えてきた。柄谷行人はどこからやってきて、いかにして柄谷行人になったのか――。そのルーツから現在までを聞く連載の最終回です。(聞き手・滝沢文那) ...
いままで受け取った原稿でいちばん驚愕したのが、吉増剛造さんの詩集『怪物君』。その原稿は、高さ45センチ、幅10メートル以上の壮大な巻物で、ただならぬオーラを放っていた。触れるのもためらわれるその巻物を本のかたちにするために、文字起こしをするのが私の仕 ...
内務省と言えば日本の内政を一手に引き受けた巨大官僚組織で、特別高等警察(特高)や国家神道に関する部局を抱え、「悪の総本山」のイメージも強い。だが、それは一面的な見方だ。講談社現代新書の「内務省」(内務省研究会編)は、戦前日本の官僚機構 ...
漫画が好きだ。そしてホラーも好きだ。折しも季節は夏、ささやかにでも涼を納めるべく、おすすめのホラー漫画を3作ご紹介したい。 まず、8月4日に第1巻が出たてほやほやの「こわいやさん」(カメントツ、集英社)。 かわいい「どうぶつ」たちが暮らす「どうぶつ村 ...
言葉のインフレーションが止まらない。SNSのタイムラインを流れ落ちる無数のテキスト、YouTubeの配信、切り抜き、LLM(大規模言語モデル)によって際限なく読まれ加工され生成されるn次情報。言葉はかつてなく大量に遍在し、消費され、自 ...
額賀澪さんが手がける児童書『読書感想文が終わらない!』は、中学生のフミちゃんが5人の小学生たちに読書感想文の書き方を指南するというストーリー。夏休み、読書感想文の宿題に苦戦する子どもたちの救世主となりうる一冊です。額賀さんに本作誕生の ...
好書好日(こうしょこうじつ)は、ライフ&カルチャーを貪欲に楽しみたい人におくる、 人生を豊かにする本の情報サイトです。映画や美術、食などをもっと楽しむための本の紹介から、朝日新聞の読書面に掲載された書評まで、あなたと本の出会いをお手伝いします。
うれしい復刊だ。15年前に48歳で急死した北森鴻(こう)の「屋上物語」が創元推理文庫で出た。デパートの屋上を舞台に、うどんスタンドを切り盛りする「さくら婆ァ」が謎解きをする全8編のミステリー。短編の名手と言われた北森だけあって、一編一 ...
2021年に99歳で亡くなった瀬戸内寂聴さんの元秘書、瀬尾まなほさん(37)が新刊「寂聴先生が残してくれたもの」(二見書房)を出した。寂聴さんの死後、初めて全文を書き下ろしたエッセーだ。寂聴さんの教えや名言のほか、自身の育児体験もつづ ...
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